Windows2000SP4でATAの転送モードがPIOモードから変更できない。
事象:HDDレコーディングで異常に負荷が高くなり正常に録画されない。また再生時にもコマ落ちが発生。
原因:ATAの転送モードが全てPIOモードになっていたため、CPUへの負荷が高くなっていた。
対処:1.CMOSのセッティングをチェック。-> 異常なし。
   2.前日にBIOSアップデートをしていたのでBiosUpdateで元に戻した。-> 効果無し。
   3.下記参考リンクを元にレジストリにResetErrorCountersOnSuccessを追加。-> 効果無し。
     参考リンク:Windows XPスマートチューニング第75回 HDDの転送モードが変更される問題を解決する
           IDE ATA and ATAPI Disks Use PIO Mode After Multiple Time-Out or CRC Errors Occur
   4.DUAL−BIOSのバックアップから書き戻しを実施。->プライマリのみUltra-DMAモードに戻った。
   5.セカンダリのマスタ接続のDVD−ROMがPIOだったのを下記レジストリを書き換えて強制的にUltra-DMAモードに変更。
       HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}\0002
        \MasterDeviceTimingMode : REG_DWORD : 0x10010
        \MasterrTimingModeAllowd : REG_DWORD : 0xffffffff
     -> DVD−ROMもUltra-DMAモードに戻り、DVDの再生が正常に行われることを確認。
       レジストリを確認したところ以下のようになっていた。
       HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}\0002
        \MasterDeviceTimingMode : REG_DWORD : 0x8010
        \MasterrTimingModeAllowd : REG_DWORD : 0xffffffff